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予防医療について

予防接種について

私たちの身近にはウィルスや細菌によって伝染する恐ろしい感染症がいくつかあります。
その中には人に感染する病気もありますので、ワンちゃんもネコちゃんもワクチン接種でしっかり予防し、ペットも飼い主も安全で健康な生活を過ごせるようにしましょう。

猫予防接種

接種前の注意事項

  • 健康状態に問題はありませんか?
  • 1週間以内に入浴やトリミング、引っ越しや旅行など特別なことを行っていませんか? 生活環境などの変化によるストレスがあるときに接種をすると、体調を崩すことがあります。
  • 今までワクチン接種で何らかの異常が見られたことはありませんか? その場合は担当医に症状などをお伝えください。
  • 妊娠していませんか?また、もし近々交配予定があれば事前のワクチン接種をお勧めします。
  • 離乳は済んでいますか?ワクチン接種後の授乳は子供に悪影響が出る場合があります。

※ワクチン接種でご来院される場合は、午前中または午後のなるべく早い時間にご来院ください。

※ワクチン接種後2〜3日は激しい運動やシャンプーは控えさせてください。

犬写真

フィラリア予防について

フィラリア症という病気は比較的よく耳にする病気だと思いますが、どのような病気がご存知ですか?簡単に言ってしまえば、蚊に刺されることによりフィラリアという寄生虫が肺動脈や心臓に寄生し、さまざまな症状を引き起こす病気です。非常に怖い病気ですし、沖縄では非常に多い病気です。
当院でもほぼ毎日のようにフィラリアに感染したワンちゃんが来院されます。ただし、フィラリアは予防できる病気です。
沖縄の場合、1年中感染する危険性がありますので毎月1回予防薬を投薬してください。

ノミ・ダニ予防について

暖かい沖縄では1年中ノミ・ダニが発生しますが、特に夏になると、ノミ・ダニの活動が活発になります。
ノミ・ダニが寄生すると、痒みや皮膚病の原因になったり、さまざまな病気を引き起こし、場合によっては死に至る危険性もあります。繁殖力が強いため、いったん増えてしまうと完全駆除には時間がかかります。
沖縄では1か月に一度、定期的に病院で駆除することをお勧めします。

犬写真

狂犬病ワクチンについて

日本では生後3か月以上のワンちゃんには、年1回の狂犬病ワクチン接種と役所での登録が義務付けられています。
狂犬病は国内では1957年以降発症例がないのですが、検疫対象外の野生動物から入ってくる可能性も考えられます。 狂犬病は非常に恐ろしい感染症ですので、ペットや人を守るためにもワクチン接種をしましょう。

去勢・避妊手術について

犬も猫も本能として繁殖を行う動物です。
去勢や避妊手術をせずに人間社会で生活することは動物にとって大きなストレスとなり、問題行動の原因ともなります。また去勢・避妊手術を早期に行うことでさまざまな病気を予防することができます。

去勢・避妊手術で予防できる病気

♂:前立腺肥大・肛門周囲腺腫・会陰ヘルニア・精巣腫瘍 など
♀:子宮水腫・子宮蓄膿症 乳腺腫瘍・卵巣や子宮の腫瘍 など
去勢・避妊手術後は生体に必要なカロリーが15〜25%減少し、さらに食欲抑制効果のある性ホルモンの分泌が減少しますので、太りやすくなる傾向にあります。術後は食事管理が重要になります。

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